掛け軸 速水御舟 『白鷺紫閃』  送料無料 【掛軸】【半間床】【花鳥図】

雷雲とどろく雲間を悠然と飛び交う二羽の白鷺。

神秘的な情景をドラマチックに表現した御舟晩年の傑作です。

速水御舟は大正四年今村紫紅の赤曜会で新南画と称された新傾向に移ります。

しかし、それに満足できず、セザンヌの淡い絵具の重ね塗りを取り入れたと画家自身の言う、岸田劉生にならって描き出します。

この作では、白鷺が上下に二羽配されていますが、上のは脚を流して羽を広げ右へ飛び、下のは足をかがめて羽を立て左向きに地上に降り立とうとしています。

縦幅にも関わらずこの二羽の隈どりの間に雷光一閃金色の光を放っています。

羽毛の写実的な描写が堅くならず、どこか神秘的に輝いて見えるのはそのためです。

御舟画中の傑作の一点といえましょう。

紹介文:(C)掛軸堂画廊<禁転載・禁改変流用> 【床の間サイズ02】【複製作品】※各アイコンの意味は、こちら 画 題 白鷺紫閃(はくろしせん) 寸 法 【全体】丈:183.5cm×幅:47cm【画寸】丈:99.2cm×幅:35cm 作 家 速水御舟(はやみ・ぎょしゅう)◆この作家の作品一覧はこちら◆ 略 歴 ページ上(↑)をご覧下さい。

体 裁 【表装】三段表装【本紙】特製絹本【天地】万象裂【中廻】箔入貴船【一文字・風帯】新金襴【軸先】新牙【箱】柾目桐箱 特 記 複製作品(原本所蔵:ひろしま美術館)※原画を忠実に再現していますが、ウェブ上では色彩が多少違って見える場合がございます。

また、表装の裂地(きれじ)は特織謹製しておりますが、万一品切れの場合は、類似模様の裂地にてお仕上げいたしますので合わせてご了承下さい。

↑掛け軸を大切に保管する専用桐箱に収納してお届けします。

全国送料無料!郡部・離島など、一部地域でも追加料金は頂きません!ご安心ください。

↑クリックすると、それぞれのコーナーをご覧いただけます!↑ 【BUN】その天才的感性で、写実性と様式性を見事に融合させた偉大な作家 ● 速水御舟 画伯 略歴 ● 明治27年東京浅草に生まれる・本名英一 明治41年浅草在住の日本画家、松本楓湖の安雅堂画塾に入門 明治44年塾の先輩、今村紫紅に認められて紅兒会に入会 大正3年第一回再興日本美術院展で院友に推される。

この年から速水御舟と名乗り、新日本画の研究会である赤曜会の一員として活躍する 大正6年第四回再興日本美術院に「洛外六題」を出品、横山大観の絶賛を受けて、再興日本美術院の同人に推挙される 昭和5年イタリア政府主催のローマ日本美術展覧会に際し、美術使節として横山大観、友智勝観、松岡映丘、平福百穂と共に選ばれて参加する 昭和9年「白鷺紫閃」制作。

現在、ひろしま美術館所蔵 昭和10年稀有な天才的日本画家として、その名声が高まってきた矢先に、惜しくも病のため夭折する 昭和52年「炎舞」と「名樹散椿」が国の重要文化財に指定される

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